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| 16属約200種が北半球の温帯と亜熱帯、一部が東南アジアの熱帯に分布する。従来の分類体系ではアジサイはユキノシタ科に属したが、クロンキスト分類体系ではアジサイ科とする。 |
| Hydrangea アジサイ属 |
| 落葉または常緑の低木や木本性つる植物。東アジアからフィリピン、属名は hydro(水) + angeion(容器) で「水差し」を意味し、果実の形が水差しに似ることに由来するという。 |
![]() 1997年 台湾 |
アジサイ(アズサイ、テマリバナ) Hydrangea macrophylla 英名:(Common)Hydrangea, Japanese Hydrangea 中国名:繍球花 日本原産。高さ約1.5mの落葉低木。ガクアジサイを母種としてうまれた園芸植物。鎌倉時代にはすでに園芸化され、江戸時代にはごく一般的な庭園植物になっていたという。 花は、本来の花(正常花)がほとんどなく、装飾花(萼片が花弁状に変化したもの)だけになっている。花色は土壌のpHによって左右され、酸性土壌の多い日本では青みが強く、ヨーロッパなどのアルカリ性の強い土壌では赤みが強く出る。これはおもに土壌のpH濃度によるアルミニウム溶出量が関係している。つまり土壌の酸性度が高くなると、土壌中のアルミニウムがより多く水に溶け出し、それを吸収したアジサイの花の色素が反応して花色を青くする。逆の場合は赤くなるというわけである。 |
| 材は堅く、昔は爪楊枝や木釘などに用いられた。また花や葉を干し、煎じて飲むと解熱に効くという。 江戸時代にシーボルト(1796-1866 日本滞在期間は 1823-28、1859-62)が、この花に自分の愛人お滝さん(楠本滝)にちなむ学名 Hydrangea otaksa をつけた話は有名(現在この学名は使われていない)。 ヨーロッパには、シーボルトよりも早く、1789年にバンクス(J. Banks)によってイギリスのキュー植物園に導入された(中国経由)。現在日本で「ハイドランジア」として流通しているセイヨウアジサイ H. macrophylla f. hortensia は、その後さまざまな品種改良が加えられて日本に里帰りしたものである。 花言葉は「高慢」(イギリス)、「冷たい美しさ」(フランス)、「心変わり」、「美しいが香りも実もない」など、さんざんである。 長崎市の市の花に制定されている。 |
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| Philadelphus バイカウツギ属 (Mock Orange) |
| 北半球の温帯に約65種分布。落葉低木。花は4数性。Mock Orange (オレンジもどき)の名は、婚礼の披露宴でオレンジの代わりに用いられたことによるといわれる。 |
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フィラデルフス・コロナリウス Philadelphus coronarius 英名:Sweet Mockorange ヨーロッパ東南部からカフカス地方に分布。バイカウツギ P. satsumi に酷似するが、これは日本から輸入されたバイカウツギそのもので、まったく同一種であるとする説もある。花に強い芳香をもち、ヨーロッパで広く栽培される。 |
| 1997年 ロシア連邦 |
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フィラデルフス・レウィシイ(バイカウツギの1種) Philadelphus lewisii 英名:Mock Orange, Wild Mock Orange, Lewis' Mock Orange, Syringa 印面には英名で Syringa と記してある。Syringa はモクセイ科のハシドイ(ライラック)のことなのでまぎらわしいが、これは両方の木から笛(ギリシャ名 syrinx)がつくられたことによるようである。 鳥はムジルリツグミ Sialia currucoides 英名:Mountain Bluebird |
| 1982年 アメリカ |
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