Nepenthaceae ウツボカズラ科

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Nepenthaceae ウツボカズラ科

Nepenthes ウツボカズラ属

地生または着生。葉の先端部に壺型の捕虫嚢を持つ。開口部から昆虫を誘引する物質を分泌する。袋の縁は滑りやすくなっていて、やってきた虫は袋の底に溜まっている水液中に落ちる。袋は一度落ち込むと這い上がれないような構造になっていて、虫はやがて溺死し消化される。また、捕虫嚢に共生するバクテリアが、消化酵素を出して消化を助けている。捕虫嚢に捕らえられるのは、アリが圧倒的に多いが、ハエ、ハチ、ガなども捕らえる。大型の種ではカエルが捕らえられていた記録もあるという。また、捕虫嚢を生活の場としている昆虫(蚊やハエなど)やクモの仲間もいる。袋の入口の蓋は一見動きそうだが、可動性はない。種子は風により広く分散される。茎はかごなどを編む材料とされる。
Nepenthes ampullaria
1995年 ラオス
Nepenthes villosa
1995年 ラオス

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