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| 熱帯から亜熱帯を中心に144属1300種以上が分布。おもに木本。多くの種が有毒なサポニンを含む。葉はふつう互生で多くは羽状あるいは3出複葉。花は5数性。種子は発達した仮種皮（かしゅひ）に包まれているものが多い。カエデ科、トチノキ科と近縁で、近年のDNAに基づいた新分類体系では、カエデ科、トチノキ科は消滅し、すべてムクロジ科にまとめられている。 |
| Blighia アキー属 |
| アキー B. sapida 1種のみの単型属。属名はバウンティ号の船長でもあったブライ William Bligh にちなんだもの。 |
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アキー Blighia sapida 英名：Akee 西アフリカ原産。高さ10〜12m。葉は偶数羽状複葉で3〜5対の小葉からなる。種子を包む仮種皮が多汁で甘く、熱帯・亜熱帯地域で果樹として広く栽培されている。果実は長さ7〜8cm。果皮や未熟果は有毒で、魚毒としても利用される。また日本のムクロジのように石鹸としても利用される。ジャマイカなどではバターで揚げて塩コショウしたものを、ベーコンエッグに添えて食べるという。 種小名（sapida）は味がよいという意。アキーの名はアフリカ現地名から。 |
| 2001年 ナイジェリア |
| Litchi レイシ属 |
| 常緑の小高木。中国南部に2種が知られる。 |
| レイシ（ライチー） Litchi chinensis 高さ5〜10mの常緑小高木。中国南部原産。雌雄異株。果実は直径約3cmで生食、または乾果に加工する。中国では乾果を婚礼の引き出物に用いる。 |
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 1969年 マダガスカル |
 1983年 サモア |
| Nephelium ランブータン属 |
| 東南アジアの熱帯に30種あまりが分布する。レイシ属に近縁で、同属にする説もある。 |
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プラサン Nephelium ramboutan-ake （Syn. N. mutabile） 一般名：Tenggaring 西マレーシア地域原産。短く太い刺に覆われた暗赤色の果実は食用にされるが、ランブータンよりも果肉の量が少ない。 |
| 1995年 インドネシア |
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