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ゴクラクチョウカ科 Strelitziaceae

多年草または茎が木化する樹木状の植物。高さ20メートルになる種もある。葉は革質で2列に互生する。3属7種からなる小さな科。マダガスカル島に1種、南アフリカに5種、南アメリカに1種が隔離的に分布している。ゴクラクチョウカの仲間は従来はバショウ科に含まれていたが、クロンキスト分類体系では独立した科となった。

 Strelitzia ゴクラクチョウカ属
 南アフリカに5種が分布。鮮やかな色彩の花序が、(極楽からきた?)鳥の頭部を思わせるところから、ゴクラクチョウカの名がついた。英名はバード・オブ・パラダイス・フラワー。属名は発見当時のイギリス王妃の出身であるメクレンブルク・シュトレリッツ(Mecklenburg-Strelitz)家にちなんでつけられた。

ゴクラクチョウカ
Strelitzia reginae
英名:Bird-of-Paradise-Flower
 ケープタウン原産。1773年、イギリスのプラント・ハンターであるマッソン(F.Masson 1741-1805)によって発見された。切り花としてよく使われる。タイヨウチョウによる鳥媒花といわれている。
 2000年7月に開催された九州・沖縄サミット(先進国首脳会議)の関連行事において、『平和の礎(いしじ)』を訪れたアメリカのクリントン大統領に、地元の女子高校生が贈った花がこの花(第2回緑・花試験の問題にもなりました)。
ゴクラクチョウカ Strelitzia reginae
1970年 バーミューダ
Strelitzia reginae
1965年 ルーマニア
Strelitzia reginae
1995年 ルーマニア
Strelitzia reginae
1985年 グレナダ



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