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スギ科 Taxodiaceae

常緑または落葉性の高木。球果目の針葉樹。北アメリカ・東アジア・オーストラリアのタスマニアに分布。葉は刺状または線形。鱗片葉が生じる種も多い。枝に短枝はない。雌雄同株で単性花をつける。球果はマツ科よりも小型。林業上重要な植物で、各地で広く植林されている。ジュラ紀(2億1200万〜1億4300万年前)の化石などから、現在のものはかつて地球上に広く繁栄していたものの生き残りと考えられる。
なお、近年のDNAに基づいた新分類体系では、スギ科は消滅し、ヒノキ科、コウヤマキ科へとまとめられている。

 Cunninghamia コウヨウザン属
 中国南部と台湾に2種が分布。葉は線状披針形で扁平。属名は東インド会社の医師カニンガム(J. Cunningham、?〜1709頃)にちなむ。

Cunninghamia konishii ランダイスギ
Cunninghamia konishii
中国名:巒大杉
 台湾の北中部の標高1300〜2000mの山地に分布。台湾の巒大山で採集された標本から命名された。
1992年 台湾


 Sequoiadendron セコイアオスギ属
 刺針状の葉を有する常緑高木。北米西部の太平洋岸に1種だけが分布。

セコイアオスギ Sequoiadendron giganteum セコイアオスギ
Sequoiadendron giganteum
英名:Giant Sequoia, Big-Tree, Mammoth Tree
米国西部のシエラネヴァダ山脈西斜面の標高1500〜2560mに、南北450kmにわたって分布している。かつては伐採されていたが、現在は国立公園に指定され保護されている。
「シャーマン将軍 General Sherman」と名付けられた個体(この切手に描かれている個体でしょうか)は、現存するもっとも巨大な生物として知られる。高さ83.82m、幹まわり25.3mもある(1989年の測定)。寿命は2000〜4000年といわれる。
 よく似た種に、やはり北米西部原産のセコイアメスギ Seqoia sempervirens がある(ヒッチコック= Alfred Hitchcock の傑作映画「めまい」にも登場)。
1978年 アメリカ


 Taiwania タイワンスギ属
 タイワンスギ1種のみからなる。スギに似るが、球果の苞鱗は短い刺状にとがる。

Taiwania cryptomerioides タイワンスギ
Taiwania cryptomerioides
中国名:台湾杉
 樹高60mに達する常緑高木。和名は台湾中南部の玉山で採集された標本を元に発表されたことから名づけられた。自生では種子をつけるまで100年もかかるといわれる。庭園樹、公園樹として利用される。また材は建築に用いられる。
1992年 台湾



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