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ツバキ科 Theaceae

約35属1000種がおもに亜熱帯および熱帯に分布。重要な有用植物を多く含む。

 Camellia ツバキ属
 常緑の低木または高木。中国原産のものが多い。インド東部から東アジアの暖温帯を中心に約200種が知られる。


カイドウツバキ Camellia amplexicaulis カイドウツバキ
Camellia amplexicaulis

 ベトナム北部原産。
1964年 北ベトナム


ツバキ Camellia japonica ツバキ
Camellia japonica
英名:Common Camellia, Rose Camellia
中国名:山茶、海石榴
 日本を代表する花木。江戸末期にヨーロッパに伝わり人気が出る。第2次大戦後アメリカやオセアニアにも導入されブームをつくった。欧米では1万をこえる品種がある。

鳥はキアオジ
Emberiza citrinella
英名:Yellowhammer
1982年 アメリカ

チャ
Camellia sinensis (Syn. Thea sinensis
英名:Tea, Chinese Tea, Japanese Tea
中国名:茶
 中国原産の常緑樹。幼葉を摘んで緑茶、紅茶などの飲料とするために古くから栽培される。低木で寒さに強く緑茶製造に適する中国種 var. sinensis と、葉が大きく、高木(約10m)で寒さに弱く、紅茶製造に適するアッサム種 var. assamica の2変種に大別される。
チャ Camellia sinensis Camelia sinensis 茶摘み 静岡
2003年 日本 1960年 インドネシア 1997年 日本(静岡県 茶摘み)


 Franklinia フランクリニア属
 高さ約10mの落葉小高木。米国南東部に分布。Franklinia alatamaha 1種のみの単型属。


Franklinia alatamaha フランクリニア・アラタマハ
Franklinia alatamaha (Syn. Gordonia alatamaha
 米国ジョージア州で、1765年に バートラム父子(John & William Bartram)によって発見されたが、1790年以降、野生のものは絶滅したとみられる。しかし栽培されたものが生き残り、現在は世界各地で植栽されている。紅葉も美しい。種小名は、この種が発見されたジョージア州アラタマハ川にちなむ。
1999年 アメリカ


 Schima ヒメツバキ属
 常緑の小高木〜高木。10種ほどがインドから東南アジア、マレーシア地域に分布するが、すべてを1種にまとめる見解もある。ツバキに似るが、種子が扁平で、縁に翼(よく)がある。


イジュ(ヒメツバキ) Schima wallichii subsp. wallichii イジュ(ヒメツバキ)
Schima wallichii subsp. wallichii
中国名:木荷
 常緑小高木。東ヒマラヤから東南アジアに広く分布。南方のものは樹高が高く、ときに30mに達する。葉は互生、かたい紙質で表面は深緑色で光沢があり、一見ホルトノキの葉に似る。地域ごとに変異が多く、別種として分類されることもある。4〜5月に開花。ツバキと同じように花冠ごと落ちる。
 材は建築、家具、器具などに用いられる。また樹皮は魚毒に用いられる。インドネシアでは花を薬用として用いる。パイオニア植物(先駆植物)(※)のひとつ。

(※)パイオニア植物=伐採跡地や攪乱(かくらん)地などにいち早く侵入する植物
1962年 沖縄




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