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| 常緑、落葉の多年生草本から木本まで、さまざまな生活形態を持つ。近年研究者によりその分類体系が最も揺れ動いているグループのひとつ。当サイトではクロンキスト分類体系に準拠しているため、例えばヒガンバナ科やキンバイザサ科もユリ科に含む。 |
| Lilium ユリ属 |
| 約100種が北半球の温帯を中心に、亜熱帯から亜寒帯にまで分布する。鱗茎を有する多年草。属名の Lilium はマドンナ・リリーをさすラテン古名に由来し、ケルト語で「白い li 」と「花 lium 」を意味する。 |
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リリウム・ブルビフェルム Lilium bulbiferum ヨーロッパ中央部の固有種。アルプス・チロル地方に多い。エゾスカシユリ L. maculatum subsp. dauricum に非常によく似ている。葉腋(ようえき)に珠芽(しゅが)をつけるものもある。 |
| 1966年 オーストリア |
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リリウム・カナデンセ Lilium canadense カナダのケベック州から米国ウェストヴァージニア州までの広い地域に分布。花色は黄橙色から黄色。花形は鐘状でうつむいて咲く。プセウドリリウム節。種小名は「カナダ産の」の意。 |
| 1977年 カナダ |
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マドンナ・リリー(ニワシロユリ) Lilium candidum 英名:Madonna Lily, Annunciation Lily, Lent Lily, White Garden Lily 地中海沿岸から西アジア地域に分布。花は純白で横向きに咲き、花被片の先端は強く反り返る。 ヨーロッパではもっとも古くから観賞用にされていたユリ。また歩兵の魚の目の治療に使われたため、ローマ軍の移動とともにヨーロッパ全土に広まったという。 19世紀に日本のテッポウユリが導入されるまで、キリスト教の聖花として使われた。 |
| 1964年 カナダ |
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チョウセンクルマユリ Lilium distichum 中国名: 中国東北部から朝鮮半島にかけて分布。クルマユリに似る。草丈約1m。花は下向きまたは横向きに開花し、直径は約7.5cmでクルマユリよりやや大きい。鱗茎は広卵形。 |
| 2003年 中国 |
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リリウム・ヘルドレイチイ Lilium heldreichii |
| 1978年 ギリシャ |
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リリウム・ランコンゲンセ Lilium lankongense 中国名:匍茎百合 雲南省北西部からチベット南東部、標高1800〜3200mの草原に分布。高さ50cm〜150cm。 |
| 2003年 中国 |
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テッポウユリ Lilium longiflorum 別名:タメトモユリ=為朝百合、リュウキュウユリ=琉球百合、イネラ(東京・八丈島など) 英名:White Trumpet Lily, Easter Lily 奄美、沖縄諸島などの海岸に自生。高さ50〜100cm。初夏、芳香のある純白花を横向きにつける。花は長さ約15cmの漏斗状。花被は6片。和名は花の形が昔の鉄砲(ラッパ銃?)に似ることによる。欧米諸国では19世紀以降、それまでのマドンナ・リリーにとって代わり、復活祭やクリスマスに欠かせない花となった。 種小名は「長い花」の意。花言葉は乙女の純潔。 |
| 1948年 琉球 |
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リリウム・ロフォフォルム Lilium lophophorum 中国名:尖被百合 中国南西部からチベットにかけて分布し、高山の草原に生育する。高さ約5cm〜15cm。花期6〜7月。花の直径約5cm弱。開花後も花被片の先端がくっついたままになっている。 |
| 2003年 中国 |
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マルタゴン・リリー Lilium martagon ヨーロッパからシベリアにかけて広く分布。高さ1m以上。葉は倒披針形(とうひしんけい)で輪生する。直径5〜6cmの濃桃紫色または淡桃紫色の花を下向きにつける。変異が多い。 |
| 1966年 オーストリア |
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リリウム・フィラデルフィクム・アンディヌム Lilium philadelphicum var. andinum The Western Red Lilly, Prairie Lily |
| 1966年 カナダ |
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リリウム・タリエンセ Lilium taliense 中国名:大理百合 チベットから中国南西部に分布。高さ70cm〜150cm。強い芳香がある。花弁の小豆色の斑点が特徴。 |
| 2003年 中国 |
| Narcissus スイセン属 (Narcissus, Daffodil) |
| 一般的な分類法ではスイセン属はヒガンバナ科に入るが、クロンキスト分類体系ではユリ科となる。 ヨーロッパ西部と南部、アフリカ北部、地中海地域に50〜60種が分布。属名のナルキッススは、ギリシャ語で「麻痺させる」という意味の「ナルケ」に由来するという。また、ギリシャ神話によると、美少年ナルキッソスは多くの娘に言い寄られたが、ことごとく拒絶した。そこで復讐の女神ネメシスがナルキッソスを、水に映った自分の姿に恋するよう仕向け、ついに彼は自分の姿に恋いこがれて水死してしまったという。そのあとに咲いた一輪の花がスイセンで、花をやや下に傾けている姿は、水面をのぞきこむナルキッソスの面影を伝えているという。 西洋文学に登場する花の中でもっとも古い歴史を持ったもののひとつ。 |
| クチベニズイセン Narcissus poeticus 英名:Poet's Narcissus 花被片は純白。福花冠は淡黄色で縁が赤い。ピレネー山脈からギリシャにかけての山間の谷に生育。甘い香りがする。 ギリシャ神話のナルキッソスの物語に登場するスイセンは、この花だという。 花言葉は「自己愛」。 |
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| 1966年 アンドラ(スペイン郵政) | 1946年 スイス |
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ラッパズイセン Narcissus pseudonarcissus 英名:Daffodil, Common Daffodil, Lent Lily, English Wind Daffodil, Trumpet Daffodil 花被片はクリーム色、白、淡黄色。福花冠は濃い黄色。縁は少し広がり、やや不規則な切れ込みがある。西ヨーロッパからイギリスに分布。ラッパズイセン系の多くの園芸品種の原種であり、多くのヨーロッパ人は、このラッパズイセンを典型的な野生のスイセンであると考えている。 |
| 1966年 アンドラ(スペイン郵政) |
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フサザキスイセン(ナルキッスス・タゼッタ) Narcissus tazetta 英名:Polyanthus Narcissus 地中海沿岸地域に広く分布する。副花冠の長さは、花被片の1/3以下。日本に野生化しているニホンズイセン N. tazetta var. chinensis はフサザキスイセンの1変種。 |
| 1959年 イスラエル |
| Pancratium パンクラチウム属 |
| ヒメノカリス属とよく似ている、というかヒメノカリスそのもののように見えますが、こちらでは一応別属として扱いました。しかし、パンクラチウム属をヒメノカリス属の異名とする場合もあるようで、詳細はよくわかりません。 |
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パンクラチウム・アレニコルム Pancratium arenicolum |
| 1980年 キューバ |
| Paradisea パラディセア属 |
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パラディセア・リリアストゥルム Paradisea liliastrum イベリア半島、スイス、オーストリア、イタリアなどの山地の草原や岩場に見られる球根植物。高さ20〜50cm。花に芳香がある。 |
| 1948年 スイス |
| Scadoxus スカドクスス属 |
| 熱帯アフリカに数種が分布。ハエマントゥス属 Haemanthus に近縁。 |
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スカドクスス・プニケウス Scadoxus puniceus 英名:Paintbrush lily, Snake lily 南アフリカからエチオピアにかけて自生。高さ20〜60cmの花茎の先端に、直径3〜10cmの円錐形の花序をつける。地下に直径最大約10cmの、根茎と鱗茎の中間的な貯蔵器官をもつ。また果実は直径約1cmの液果で、赤く熟し鳥などによって食べられる。 |
| 2000年 南アフリカ |
| Scilla ツルボ属 |
| 球根(鱗茎)植物。ヨーロッパ、アフリカ、アジアに約100種が分布。 |
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スキラ・ノンスクリプタ Scilla non-scripta (Syn. Hyachinthoides non-scripta) 英名:Bluebell ツルボ属ではふつう花の苞葉は1枚、鱗茎は多くの鱗片葉からなるが、この種では苞葉は2枚あり、鱗茎は1枚の鱗片からなる。このためこの植物をツルボ属ではなく、ヒアキントイデス属 Hyachinthoides とする見解もある。 |
| 2003年 ジャージー |
| Trillium エンレイソウ属 |
| 東アジアと北アメリカに46種が知られる。属名は「延齢草」の意であるが、その由来は明らかではないという。いくつかの種では根茎を胃腸薬として用い、また果実は甘く食べられる。 |
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ヨウシュエンレイソウ Trillium grandiflorum 英名:Large Flowered Wake-Robin, Large Flowered Trillium, Big White Trillium, Snow Trillium 北米東部に分布。五大湖周辺にはしばしば大群落が見られる。花は長さ30〜85mm、幅9〜47mmと大型で、白から桃色。 ネイティブ・アメリカン(アメリカ先住民)は根茎を薬に用いた。若芽が食用にされたこともある。 |
| 1964年 カナダ |
| Tulbaghia トゥルバギア属 |
| 鱗茎をもつ多年草。約20種が熱帯アフリカに分布。 |
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トゥルバギア・ウィオラケア Tulbaghia violacea |
| 2000年 南アフリカ |
| Tulipa チューリップ属 |
| 西ヨーロッパから中央アジアの乾燥した半砂漠や草原地帯に60〜100種が分布。 |
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トゥリパ・ビベルステイニアナ Tulipa bibersteiniana |
| 1993年 モルドバ |
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トゥリパ・クルシアナ Tulipa clusiana |
| 1987年 イラン |
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トゥリパ・グレイギー Tulipa greigii 中央アジアに分布。カザフスタンは野生チューリップの宝庫で、トゥリパ・グレイギーなどが大群落をつくっている場所もあるようである。 |
| 1998年 タジキスタン |
| Urginea ウルギネア属 (Sea Onion) |
| 鱗茎を有する多年草。地中海、アフリカ、西アジア、インドに約100種が分布。 |
| ウルギネア・マリティマ(カイソウ=海葱) Urginea maritima 英名:Sea Onion, Squill 地中海地域に分布。重さ2kgほどの巨大な球根を有する。花茎は高さ1〜1.5m。全草に毒をもち、地中海地域では古代から殺鼠剤として使われた。 |
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![]() 1998年 パレスチナ |
![]() 1961年 イスラエル |
| Worsleya ウォルスレヤ属 |
| 従来の分類ではヒガンバナ科に賊するが、クロンキストではユリ科。 |
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ウォルスレヤ・ライネリ Worsleya rayneri 英名:Blue Amaryllis, Empress of Brasil |
| 1989年 ブラジル |
| Zephyranthes ゼフィランテス(タマスダレ)属 |
| 米国南東部、西インド諸島、中米、南米に35〜40種が分布。多年草。属名は「西風」と「花」に由来。日本でも花壇の縁取りなどによく植えられるタマスダレ
Z. candida はかなり古い時代にヨーロッパからインド経由で渡来したとみられる。 英名:Atamasco Lily, Rain Lily, Fairy Lily(妖精のユリ), Zephyr Lily(西風のユリ) |
| ゼフィランテス・ロセア Zephyranthes rosea 英名:Pink Rain Lily, Cuban zephyr Lily キューバ原産。 |
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| 1978年 ツバル | ||||
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