Anacardiceae ウルシ科

HOME国名一覧科名一覧和名一覧Country Name IndexFamily Name Index

Anacardiaceae ウルシ科

Anacardium アナカルディウム(カシューナットノキ)属

熱帯アメリカに約15種が分布。属名はラテン語で「心臓に似た」の意で、果実の形状にちなむ。
カシューナットノキ(マガタマノキ) Anacardium occidentale
1981年 ドミニカ国
カシューナッツ
1983年 サモア
カシューナットノキ Anacardium occidentale
1986年 ニカラグア
Anacardium occidentale
1983年 スリナム

Bouea プラムマンゴー属

常緑の高木。東南アジアからマレーシア地域に数種が分布する。

Bouea macrophylla
1995年 インドネシア

Mangifera マンゴー属

インド、セイロン島から東南アジア、ソロモン諸島まで約40種が分布。野生マンゴー属植物には果実が食べられるものもあるが、酸味が強く、漆かぶれを起こすものが多い。
マンゴー Mangifera indica
1990年 バングラデシュ
マンゴー花序 Mangifera indica
花序 1981年 サモア
マンゴー Mangifera indica
1985年 モントセラト
マンゴー Mangifera indica
1991年 マデイラ
マンゴー Mangifera indica
1981年 サントメ・プリンシペ
マンゴー Mangifera indica
1997年 日本
Mangifera indica
2002年 インドネシア
マンゴー
1983年 サモア

■参考写真:マンゴー花序(京都府立植物園 2006年5月1日)

Pistacia ピスタキア(カイノキ)属

カナリア諸島、ユーラシア大陸南部、北アメリカに約20種が分布。葉は通常羽状複葉で互生する。花弁がなく、風媒花であることが特徴。おつまみや菓子に利用されるピスタチオもこの仲間。
マスティクス Pistacia lentiscus
2003年 マルタ

Pistacia vera
1996年 ソマリア

Rhus ウルシ属

おもに落葉の低木~高木。世界の温帯から亜熱帯まで約200種が広く分布。多くは樹液に触れるとかぶれる。
Rhus lancea
1998年 南アフリカ

Sclerocarya スクレロカリア属

スクレロカリア・ビレア Sclerocarya birrea
1978年 スワジランド
Sclerocarya birrea
1991年 ジンバブウェ
Sclerocarya birrea
2000年 ナミビア

Spondias タマゴノキ(アムラノキ)属

約10種がインドからマレーシア地域と熱帯アメリカに隔離的に分布。うち数種が果樹として栽培されている。葉は羽状複葉(うじょうふくよう)で互生(ごせい)。木材としても利用される。属名の Spondias はギリシャ語で「スモモ」の意。果実が似ていることによる。なお日本語属名の「タマゴノキ」はこの属の1種タマゴノキ S. dulcis の種名(和名)でもあるが、オトギリソウ科の植物にも同名の種があり、まぎらわしい。

タマゴノキ
1983年 サモア

モンビン Spondias mombin
2001年 ナイジェリア
Spondias mombin
1992年 アンゴラ

▲ページトップに戻る