南西太平洋、オーストラリアの東に位置する葉巻形の島。面積：1万6118平方km、人口：22万人(2006)。公用語はフランス語。住民の民族別構成(1989)はメラネシア系45％、ヨーロッパ系34％、ウォリス諸島人9％、インドネシア系3％、タヒチ人3％など。 　フランスの海外領土。「ニューカレドニア」の名は、この地を訪れたキャプテン・クックが、故国スコットランドの古名「カレドニア」にちなんで命名した。フランス語ではヌーベル･カレドニー。サンゴ礁に囲まれた美しい島で、日本では森村桂の著作「天国にいちばん近い島」で一躍知られるようになる。 　熱帯性の気候で年平均気温は23℃だが、南東貿易風の影響で過ごしやすい。雨季は2〜3月。 　1853年、フランスがこの地を占領、フランスの政治犯、とくに社会主義者の流刑地として利用した。現在のフランス系ヨーロッパ人の大半はその子孫である。第2次大戦中は、米軍の日本への反撃基地となった。 　産出量世界第2位のニッケルをはじめ、クロム、鉄、マンガン、コバルトなどの鉱物資源に恵まれている。

ガーデニア・ウルウィレイ Gardenia urvillei アカネ科　クチナシ属		オクセラ・スルフレア Oxera sulfurea シソ科　オクセラ属

ツルビナ・イノピナタ Turbina inopinata ヒルガオ科　トゥルビナ属

イクソラ・マルガレタエ Ixora margaretae （印面はCaptaincoockia margaretae） アカネ科　サンタンカ属		イクソラ・カウリフロラ Ixora cauliflora アカネ科　サンタンカ属

カムベイロニア・マクロカルパ Chambeyronia macrocarpa red-leaf palm ヤシ科　カムベイロニア属

ガーデニア・アウブライ Gardenia aubryi アカネ科　クチナシ属		ヒッベルティア・バウドウイニイ Hibbertia baudouinii ビワモドキ科　ヒッベルティア属

Ochrosia elliptica var. elliptica （学名は印面のまま） キョウチクトウ科　オクロシア属		ラウウォルフィア・セウェネティイ Rauvolfia sevenetii キョウチクトウ科　インドジャボク属

アラウカリア・コルムナリス Araucaria columnaris ナンヨウスギ科　ナンヨウスギ属		Pritchardiopsis jeanneneyi ヤシ科　プリッチャルディオプシス属

クリヌム・アシアティクム Crinum asiaticum ユリ科（※）　クリヌム属 ※一般的にはヒガンバナ科		クサントステモン・アウランティアクス Xanthostemon aurantiacus フトモモ科　クサントステモン属

メトロシデロス・デモストランス Metrosideros demostrans フトモモ科　ムニンフトモモ属

アガティス・オウァタ Agathis ovata ナンヨウスギ科　ナンヨウナギ属		キアテア・インテルメディア Cyathea intermedia ヘゴ科　ヘゴ属

アラウカリア・モンタナ Araucaria montana ナンヨウスギ科　ナンヨウスギ属

アミエマ・スカンデンス Amyema scandens オオバヤドリギ科　アミエマ属

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